私は幸せ者です。
応募する為に必死に悩んで考えて、必死に想いを重ねたお声をいただけた。
最終的にこの作品は台本を公開するにも関わらず、企画としての『愛の詩』に挑みたいと、短い期間の中でこの為だけに時間をとってくれた。
だからこそ、真剣に、妥協なし、篠崎紅葉としての人間としての温情なども捨て、企画者として誰がこのキャラクターにふさわしいか。それだけを考えて選び抜きました。
その結果は以下の通りとなります。
アルフェイ=レイクラッド
CV:ひとこえ様
(Twitter:@onevoice_act)
(応募数:23)
エミュー役もそうですが、応募された皆様のレベルが高すぎてイメージとの差異、些細な読み間違い、読み飛ばし、その他諸々全部選考に入れても5名は絶対に残ります。
そうなるとどうするか。目を閉じて、音声だけ聴いて、私が描いた台本の上でどのアルフェイが動き、言葉を発しているか、というなんとも言えない企画者の脳と同調することが求められる。そんな選考になりました。
ひとこえ様はその描いた場景に一番合致した。もうそれ以上の言葉は出ません。
ただし、選考台詞やキャラクター紹介には明かされていないアルフェイの姿が本編には残ってます。それを演じる上で欠かせない人物であろうと私は思います。
エミュー
CV:葵シャルドネ様
(Twitter:@stardust_utas)
(応募数:20)
こちらも応募者さまの接戦。選ぶに選べない。
だからこそ、目を閉じて、エミューがどう動いて喋っているかを想像する。
ただアルフェイと違うのはエミューは選考台詞やキャラクター紹介から一切ブレない、隠している情報はひとつもない。そんな役柄です。
そして性別不問、つまり男女どちらでも意図をくみ取れるような人、ということでとても魅力のある方を採用しました。
以上、上記2名が企画としての愛の詩のCVさまになります。
今作品、性別不問のキャラを2名用意し、企画完了後台本を公開するとしたのは、様々な人の演技に触れてみたいからということでもあります。無事公開できたら貴方たちだけの愛の詩を企画者に囚われず演じてみてほしい。
今回ご縁を用意できなかった方々、本当に演技に優劣はありません。私のイメージに近くなかった、ただそれだけでこちらからは残念な結果をお伝えすること、本当に申し訳なく思います。
数ある企画の中、当企画にお時間を割いていただいたことに深く感謝申し上げます。